ラス工事
波形ラスは、ラスを壁中心にいれる事により、ラスとモルタルが一体化し、剥落防止性能が高く、また塗り厚を確保出来る為防火性能、耐震性能を向上させる工事の事です。
近年では壁内の湿気による結露やカビが発生する事故が多いです。
この壁内結露によって壁内の木材が腐って建物の耐久性を低下させたり、カビが発生し、室内環境が不衛生な状態になります。
近年、モルタル外壁の場合、直張り工法が一般的ですが、建物の長期的な耐久性、防水性を考えると、通気工法が断然優れており、建物の長期性能を大きく向上させます。
①木造の建物を長く保たせる為には、木材を乾燥させる事が大切です。
②湿気は、建物の内外から入り込む。
③暖かい空気は、多くの水蒸気を含む事が出来るが、気温が下がると内部結露が発生しやすくなる。そこで、壁内部の水分を放出し、建物を乾燥させ、耐久性を高める。